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コラム4 北海道の運転事情
北海道でのドライブはとても楽しいです
しかし、北海道だからこそ気を付けなければいけないことがいくつかあります
このコラムを読めば安全に北海道ドライブを楽しめることでしょう
以下北海道で運転するときに注意すべきことです
・追い越し
・動物の飛び出し
・雪虫の発生
・最難関 冬の運転
追い越し
ご存じの通り北海道の道はずっと直線が続きます
国道12号線の29.2kmの日本一の直線道路を少し前のパートで紹介しました
また、北海道は市街地とそれ以外の境界がはっきりしているのが特徴で、市街地を抜けると信号がまったくないのが当たり前です
そのため、法定速度の時速60kmでずっと走れるため、目的地まで60kmの道のりをそのまま1時間で到着することができます
目的地までの距離(km)=かかる分数 で計算できるためとても楽です
しかし、時速60kmで走る車はほとんどありませんでした
北海道をドライブしたときの体感速度は一般道で平均80kmです
それだけで終わればまだいい
それをさらに+時速20kmで追い越していく車もいました
速度出しすぎ…
田舎道は片側1車線、合計2車線が基本なのですが、対向車線にはみ出して追い越していく車が多数あります(点線のセンターラインであれば法律上問題はありません)
自分のペースで走行しようとすると渋滞を引き起こしてしまうか可能性もあるため、後方の車に道を譲る技術は必要だなと感じました
逆に、時速30~40kmで走るトラクターもたまにいるため、自分が追い越す技術も必要です
雪虫の発生
冬が近づいてくる10月あたりから北海道では雪虫が大量発生します
雪虫の発生で初雪が近いといわれることも
アブラムシの一種でそれぞれは小さいのですが、運転の際には非常に厄介です
長距離を運転していると徐々にフロントガラスが汚れてきます
その汚れは鳥のフンとは異なり、ウォッシャー液×ワイパーでも取り除けないことが多いです
そのため自分の手で汚れを取り除く、もしくは洗車する必要が出てきます
今回の旅の途中では、一度運転に支障が出てくるくらいフロントガラスが汚れてきたことがあり、洗車をしました
するとガソリンスタンドのおっちゃんから「虫か?」といの一番に聞かれました
やはり北海道ではよくあることなのだそうです
動物の飛び出し
北海道の運転で一番気を付けなくてはならないことかもしれません
運転をしていると道路わきにある藪から動物が飛び出してきます
それも頻繁に
北海道で20日以上毎日運転すると
・シカが飛び出し、急ブレーキをかけ数十センチメートル手前でギリギリ止まる(1回)
・シカの直前横断(3回)
・道路わきにシカがいる(20匹以上)
・道路わきをキツネが歩いてる(4回)
くらいの遭遇率でした
場所は道北や道東、特に屈斜路湖、摩周湖周辺がとても多かったです
夜は車のライトに反射して動物の目が光って見えるので、それで見分けをします
シカに追突して車がへこんでしまうと、修理に数十万円かかることもあります
運転に注意するかしないかで未来が大きく変わります
動物の飛び出しには十分注意しましょう
最難関 冬の運転
今回の旅では雪が降る中での運転はありませんでした
ですが、いざ冬に運転するとなったら、今回紹介するこれが一番危険でしょう
YouTubeで凍った道路の上でスリップしてくるくる回る車を見たことがあります
解決方法はこれ
地元住民以外は冬に運転しない!
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